ドーピング違反で資格停止・・・・
選手には全く覚えがなく、提訴・・・・
事実は医師に処方された胃薬に
ドーピング禁止薬物が 実は入っていた・・・・・・
この選手の方には非常に不幸なできごとでしたね。
不幸だけはすまされない、
アスリートにとってはあってはならないことです。
製造した医薬品メーカーが製造過程で
禁止薬物が 混入したのが原因・・・・・
ありえないようで実は大いにありえそうです。
ジェネリックの医薬品は安く製造するために
製造過程で複数の薬を、例えればたくさんの
ベルトコンベアーの上で流している状態で
他のジェネリック医薬品
(今回ドーピング違反に なった薬は利尿剤の1種です)の
製造過程で混入したのだと私的には思います。
ちょっと怖いですよね。利尿してはいけない
病気もありますし、この選手だけに処方された
お薬だけでは絶対ないでしょうから。
ドーピングの原因となった胃薬は
皆さんも耳慣れれているとは思いますが
ジェネリック
のお薬です。
ジェネリックは 後発品というもので、
特許切れになった お薬をすべての
医薬品会社が製造できるように
なったもので、われられの業界や
医療業界ではぞろぞろでてくる
というところ からゾロ品と言われています。
医者で処方された薬を薬局で
購入する際 「ジェネリックを希望する・しない」の
可否を聞かれると思います。
当然ジェネリックの方が安く、
国民皆保険制度の日本では
国民の医療費削減にはとても有用です。
しかしながらペットの医療でも
人体薬を多々使うことがありますが、
実はジェネリックよりも新薬(先発薬 つまり正規品)
の方が抜群に効く
(ジェネリックが効かないと言っても良いかと)
ことに多々遭遇します。
特に皮膚の場合は抗生物質や免疫抑制剤が
こういうケースに遭遇します。
ジェネリック医薬品は厳密に管理された
工程で新薬と同じ成分で製造される薬で
あるはずで今回の件はジェネリック医薬品
(今回の原因と なったメーカーは特に)の
イメージダウンは避けられない
(特に医療関係者には)
と思います。
ただ最大の被害者はドーピングの嫌疑を
かけられた選手の方ですよね。
]]>アレルギーを含む皮膚のトラブルが多い動物です。
特にアトピー性皮膚炎に代表されるアレルギー(皮膚炎)は
診断の多い疾患の一つです。
アトピー性皮膚炎は今だ解明されていない部分も
たくさん あり(人も犬も)ます。
人の場合、アトピーリスクの高い新生児への
早期からの スキンケア(保湿)がアトピー発症を
最大50%程度予防できるという報告があります。
かといってわんちゃんの場合、デイリーで保湿剤を
塗布することは外毛の障害もありまず不可能です。
その代わり、シャンプーをすることは不可能では 無いため、
適性なシャンプーを使い幼児期からケア
することは理にかなっていることになります。
]]>に23歳の猫ちゃんがでちましたね。
どうみても23歳には見えず
食欲・運動量・顔つき どれを見ても年齢が特定できないほどの子でした。
健康診断の血液検査もパッと見た限り
本当に異常無く・・・・・。
飼い主さんいわく欲しがるときに餌をあげ、
適度の外の運動、 そしてストレスなしの自適悠々さ・・・・
当然強靭な体質もあるかとは思いますが、
やはり生活の自由度って重要なのだなと思いました。
]]>またTVなどの通販番組やヨーグルトのCMでも最近
「腸内フローラ」
という言葉をよく耳にされると思います。
簡単に言うとプロバイオティクスは
「腸の善玉菌」 の総称で、乳酸菌やビフィズス菌がその代表例です。
プレバイオティクスは 「善玉菌を支える食物」で、
食物繊維やオリゴ糖なのがこれに相当します。
腸内フローラは「腸にいる細菌のバランス」で、
腸にいる500兆とも1000兆ともいわれる
善玉菌、悪玉菌の細菌数のバランスのことです。
少し前までは、おなかの弱い方が腸の健康を守るために
プロバイオティクスやプレバイオティクスをという
イメージでしたが、現在はこれらの研究が急速に
進んでおり、腸内フローラのバランスが老化や美容
そしてガンを含め色々な病気に(インフルエンザにかかりやすい、
かかりにくいもこの腸内フローラが 影響していると言われています)
影響している ようです。
人の場合、プロバイオティクスを出産前のお母さんに
摂取してもらい、出産後にもプロバイオティクスを
摂取してもらいその母乳を、また人口ミルクの場合は
ミルクにプロバイオティクスを入れ赤ちゃんに
摂取してもらうとアトピー性皮膚炎の発症が
半減するというデータもあり、 犬のアトピー性皮膚炎にも
応用できると考えています。
]]>(プラスサイクル)
ペットの場合は飼い主様のご自宅での
「視診・触診」
が最大の病気の早期発見法です。
ペットは人と違い無理をしません
(人間は体調の 変化で大騒ぎ知る人、究極まで我慢する人と 思考が発達しすぎています)。
ですので飼い主さんの五感がとても重要です。
シニアになればみんな1日中寝っぱなしです。
それが普通、そして自然です。
]]>「胎内・乳幼児期のペット曝露は腸内フローラを改善する」
というものがありました。
要するにペットと接している乳幼児や母体(胎児)は
今非常に注目されている腸内フローラ環境が
改善するというものです。
私たちの業界でよく言われるのが、
「獣医師や看護師さんのお子さんにアトピーが少ない」
というものがあります。
つまり妊娠している状態でペットの毛やフケ等を
経口や経皮から吸収していることが結果的に赤ちゃんに
良い影響をおよぼしているのかもしれません。
妊娠されている方がお家にいる飼い主さんにも
「ペットがいるけど、病気がうつらないか」と
聞かれることがあります。
常識の範疇で (ペットと人の伝染病を力説するよりも)
妊婦さんにリラックスをもたらすペットと過ごす
時間の方がより有用だということはお話しさせて
いただいています。
世の中抗菌やら消毒のコマーシャルのオンパレードで
ただでさえ妊娠されている方は神経質になりがちの
精神状態のところに上書きで潔癖の刷り込みが当たり前に
されています。
あながち昔ながらのほどほどが良いのかもしれません。
]]>?獣医師が一人(院長が一人で行っている)
?院長+1〜2名の獣医師
?院長+複数の獣医師
などの形態が多いかと思います。
人の医療の場合は?の形態が一番多く
内科・皮膚科・心療内科・耳鼻咽喉科等
専門に特化していることがほとんどで、
?になると大学病院や地域のセンター病院等に
なると思います。
動物病院の場合、?については、
一人の獣医師がすべての
診療科目を見ることになりますね。
(スーパーマンです)
?については院長のやり方を他の獣医師が
遵守する形になります。
トムズの場合?にあてはまりますが、
?の場合縦型の組織が一般的で、
やはり院長や副院長の医療が
周到されることが多いのですが、
トムズの場合、全ての先生が専門的な
分野の知識を持ち、院長や副院長の
医療分野の手技を押し付けず
横一線の医療を基本にしています。
院長の役目はその病院として、
ペットや飼い主様にいかに
受け入れられるサービスを
ご提供できるかを考えることが役目で、
眼科が得意な先生は率先して目の治療を、
内分泌が得意な先生がその病気の
治療を行うなど、特異な分野を
各先生が対応するというのが
一番理にかなっています。
院長がすべての飼い主様を
丸抱えするような システムが
ある意味弊害をもたらすと考えています。
]]>手段としてはペットショップでの
購入いうのが主だったと思います。
現在はペットの年齢に関係なく里親
として ペットを迎え入れる飼い主様が
増えました。
しかし不幸にもまだまだ日本では
殺処分になってしまう犬猫は
5万頭弱もいます。
神奈川県はペットの殺処分がゼロと
いうこともあり、当院の飼い主様が里親に
なる子の出身県は様々です。
各県の行政やNPO等があらゆる努力を
尽くしても殺処分になる頭数は
上記のような頭数のため、
里親さんになってもらうための
施設等が絶対的に 不足しています。
そこで最近活動が活発化してきて
いるのが 一時的なレスキューである
の活動があります。
ここのアンケートにもあるようにまだ
名前は知っているが、実際フォスターに
なられた方は少ないようです。
フォスターという制度が認知され、
かつ その触媒を担うNPO等の活動が
成熟化され安心な制度になれば
とても良い仕組みだと思います。
]]>をやたら処方するのは如何なものかという
議論が高まっていますよね。
ヒルドイドクリームを知らない女性は
まずいないかと思います。
診察室にもヒルドイドクリームを
置いて ありますが、飼い主様はまず
「あ、それ家にあります」 ってな
具合ですので、家庭に一つの
置き薬 的な状態かと思います。
昔はオロナイン、そしてニベア
クリームと定番でした。
オロナインについては、保湿と
いうことでは 今となれば相当疑問詞が
付きますが、子供のころは
結構ささくれに付けて治っていたような・・・。
(もう40年以上前になりますが・・・・)
私はこの時期は個人的にはシンプルに
ワセリンを 手や顔に塗っています。
ワセリンは皮膚から水分が 抜け落ちない
という非常にシンプルな構造ですが、
それプラスで美肌菌(男が言うのもなんですが)
が心地よく繁殖するのに、自分の皮脂とともに
ワセリンの脂がマッチしているような・・・・。
根拠を求めないと意味ないですが・・・・。
]]>「この黒い点々はノミ糞では・・・・」
「おっとノミ捕まえた・・・」
これは飼い主様の診察室でのお言葉です。
リアルタイムでノミがワンちゃんの身体を
走っていますので、100%ノミアレルギー性
皮膚炎です。 しかしながら20日前に
フロントラインプラスを
当院で滴下しているカルテ記載があり・・・
やはりフロントラインフラスのノミに
対する耐性は深刻だなと感じました。
同時に当院が処方しているのも事実で
すぐに手持ちの処方させて頂いている
フロントラインプラスをネクスガードに
交換させて頂きました。 口酸っぱく
「ノミアレルギーの獲得はノミの
唾液の感作の 回数に比例する」
つまりは吸血する回数
(吸血する前に唾液を 身体に注入します)を
如何に減らすかと 学んできた私にとって、
ペットへのノミの寄生は 避けなければ
(その子の将来的に)ならない命題です。
フロントラインフラスについては私は
すでに飼い主様には積極的には薦めて
おりませんが通販で購入される飼い主様も多いため、
(通販は確かに利便性がありますので)
ノミのブロックについてはかなり
クエスチョンマークです。
ご存知かもしれませんがTV
コマーシャルも一昨年あたりから
すっかりフロントラインは 姿を消し、
ネクスガードに様変わりしていますよね。
]]>鎌倉の病院でパピ−パーティーを開催致しました。
毎月1回土曜日に開催致しますので、ご興味のある方は ご連絡下さい。
]]>
と意識が働くかと思います。
そのため私は極力腫瘍というダイレクトな言い方を
飼い主様には いないように心がけています。
特にシニア犬になると皮膚にはいたるところに
できものができ易くなります。
われわれですと、年齢を重ねていくとできるのは
疣程度ですが、わんちゃんは 比較にならない
ほどたくさんの種類の腫瘍ができます。
動物病院に行ってわんちゃんが 「腫瘍ですね」 と
獣医師に言われたら、今は皆さん即ネットで色々検索されて、
調べるかと 思います(当然ですよね)。
ネットで検索すると色々な腫瘍の写真やらが
UPされていると思いますが、大部分は悪性の物です。
つまりガンですね。
しかしながら、実際診察の現場では圧倒的に
良性の腫瘍がほとんどというイメージです。
ネット上ではどうしても良性の腫瘍より
悪性の腫瘍がクローズアップされるため、
悪性ばかりが目につきますが、99:1くらいで
良性というのが素直な感想です。
とはいいつつ、神ではありませんので、
飼い主様と十分お話ししながら検査を
して悪性かどうか判断すのがルーチンではあります。
本日診察させて頂いた子の腫瘍です。
アドバイスを求められましたので、ほぼほぼ良性でしょうと
とお答えしました。
]]>アレルギー、感染、先天性、精神的要因等々・・・また犬種によっても様々です。
その中に自己免疫性による皮膚病があります。
その中でも比較的病院の現場で 多いのが、犬の肉芽腫や犬の天疱瘡といった皮膚病です。
今回は飼い主様のご理解をいただいて皮膚生検(パンチ生検)をして
確定診断をさせていただいたエリテマトーデスという自己免疫性の子の写真です。
治療するにあたり、当然確定診断は非常に重要ですが、
私は 極力まず最初は投薬治療(飼い主様とお話しの上)を行うことが 多いです。
皮膚生検は皮膚に穴をあける検査のため、局所麻酔、縫合といったことが必要となり、
言い換えれば「皮膚を傷つける」検査となります。
いきなり皮膚生検を飼い主様と検査の内容をしっかり説明せず
行うということはしないようにしています。 エリテマトーデスは治療が比較的難しく、
を治療方法を変えることも多いです。
(自己免疫性疾患ではステロイドが必須ですが、高用量の内服が知慮法の一つですが。投与しても変化が無く 困りました。)
(治療方法を内服薬から外用薬変え、丹念に丹念に飼い主様に塗布してもい、何とか症状を抑えているところまできました)
毎日自宅にて外用薬を塗布することは非常に大変で(特にこの子の場合は前後の足すべてのため)
飼い主様の努力の賜物といえると思います。お薬の塗布以外に、保湿もしていただいていますので
飼い主様が治してくださっているといっても過言ではありません。
]]>
親方曰く「どこかの一門に所属しないと存続できないよ・・・・・」
ことの真意は別として相撲協会がこのようにプレッシャーをかけたようで。
半面ご本人もかなり頑ななご様子で。
実は何となく同じような部分が獣医師の集合体とも言える獣医師会にも 少なからずあるような・・・
といっても誤解無きように言いますと、 獣医師会は区や、市、県単位で存在しますので、
非常に自由闊達な獣医師会から 相撲協会的な獣医師会まで多種多様です。
当院は獣医師会に入っていませんが、ある友人の地域の(彼は獣医師会から離脱しています) 獣医師会では、
獣医師会から離脱や、未加入の場合 「未加入の病院からの転院については悪口を言う、治療方針を否定する」
など(幼稚すぎるというか、開いた口が塞ぎませんが・・・・)あからさまに
集団で排除するという土壌があるようです。 「みんな仲良く」つまりは
飼い主さんを均等に病院で囲っていきましょうという一昔前の文化が根強く残っているからだと思います。
しかし最近は若い先生たちが開業する場合、獣医師会加入を眼中に入れないことが 多くなっています。
飼い主様ファーストではない「みんな仲良く」の会で あれば加入すること自体が弊害ですので。
そして何より獣医療の進化を抑制してしまいます。
]]>
今日来られたたまちゃんはお外で虫やらトカゲやらをせっせとご家族に
持ってきてくれる孝行娘(飼い主様にとってはやんちゃ娘・・・だそうです。)です。
写真のように耳にブツブツが・・・・・室内の子にはめったに見られない 蚊のアレルギー(粟粒性皮膚炎)です。
蚊に刺されないことが唯一の予防法ですが、たまちゃんにとってはお外回りは 1日のルーチンですから、
お家に閉じ込めるというのも酷ですし・・・ 蚊の季節がもうすぐ終わりますので辛抱ですね。
お薬は出せてていただきました。
]]>
・苦いのか、甘いのか、割るとどの様な味になるのか
・大きさはどのくらいなのか
をある程度把握した上に、プラス個々の子の特徴を聞いて
(薬をごはんに混ぜて食べることが可能かなど)
を確認してお薬を処方するように気をつけています。
処方したもののお薬が飲めず、かといって病院にも
言いずらいという飼い主様には積極的にお申し出頂ければ
助かります。ただまず機械的にお薬を処方するという
病院側のスタンスを改める事が最優先です。
ペットには良薬は口に苦しは人と違い投薬の段階で
あてはまらない事も多いです。
]]>をテレビで見ました。ご覧になられた方も多いと思います。
診察現場でもわんちゃんの色々なアレルギーに遭遇しますが(大部分は食物ですが)、
流石に知識不足で人間自体がアレルゲンになるという、非常にレアなケースです。
(人に猫アレルギーや犬アレルギーがあるのですから、理論的にはおかしくはないですが)
ただ難治性のアレルギー様の皮膚炎の場合は頭の片隅には置いておかねばなりませんね。
]]>今日は台風通過と低気圧でテンカンを持病の子は発作が起きやすいのでご注意ください。